普段の支払いでお得にポイントを貯めたかったり、特定のシーンで受けられる特典の権利を得たかったりと、クレジットカードを作る目的や使うシーンは人それぞれ違います。
どんなに知名度や人気のあるカードでも、自分のライフスタイルに合わなければ、お得に使いこなすのは難しいでしょう。
まず、クレジットカードを探すときに注目するポイントは、次の2つです。
- 自分が求める最優先の機能はなにか
- どんなシーンで利用したいか
利用したい状況を具体的に思い描いて優先したい内容をはっきりさせると、自分のライフスタイルに合うクレジットカード像が見えてきます。
本記事では、目的別にクレジットカードを選ぶポイントと、自分のライフスタイルの中で利用シーン別にクレジットカードを選ぶ方法7選について解説します。
クレジットカードに求める機能やサービスを絞り込み、自分にとって最高の1枚を選ぶ一助となれば幸いです。
この記事でわかること
- クレジットカード選びの基準は、年齢やライフスタイル、目的などで変わる
- よく利用するシーンに合ったカードを選ぶと、ポイントが貯まりやすい
- ポイントアップサイトを上手に活用するとネットショッピングがお得になる
- 行動範囲に合っていて、使いやすい特典が付帯しているカードを選ぶ
- 自分のライフスタイルに合うクレジットカードか、定期的な見直しは必須
クレジットカードに求める機能やサービスを絞り込み、自分にとって最高の1枚を選ぶ一助となれば幸いです。
カードを作る目的を具体化すれば自分に合う1枚に出会える
クレジットカードは、年齢やライフスタイルなど使う目的によって、注目する項目は変わります。
- 年会費
- ポイント還元率
- 特典と付帯サービス
- セキュリティ
それぞれのポイントについて、解説します。
自分が欲しい機能とサービスの目安は年会費
クレジットカードの利用者が、1年ごとにカード会社に支払う利用料を年会費といい、カードに付帯する特典サービスや保険などの利用費用が含まれます。
さらにクレジットカードには、一般からブラックまでカードランクがあり、年会費も無料のものから数十万円のものまで多岐に渡ります。
以下の表は、年会費別の長所と短所をまとめたものです。
長所 | 短所 | |
---|---|---|
年会費が有料のカード | 優待特典や付帯サービスが充実している傾向 | 維持費がかかる |
年会費が無料のカード | 維持費がかからない | 優待特典や付帯サービスの内容がシンプルな傾向 |
参照元:SAISONCARD-クレジットカードの年会費とは|無料のカードと有料カードの違いについて徹底解説|
ライフスタイルに合わないカードの具体例としては、以下が挙げられます。
- クレジットカード自体の利用頻度が低いと年会費のもとが取れていない
- 海外出張が多いのに、空港ラウンジが年2回までしか無料利用できない
自分がクレジットカードに求める優先順位や利用目的に合わせて、年会費の有無を検討すると良いでしょう。
お得にためて使えるポイントは還元率に注目
ポイント還元率は、利用額の何%の金額が、ポイントとしてキャッシュバックされるかを指します。
そのため食品や日用品など普段の買い物で利用するカード選びの際には、ポイント還元率の比較が大きな鍵となります。
例えば10,000円分の買い物をしたとき、ポイント還元率の違うカードでもらえるポイントを比較してみましょう。
ポイント還元率 | 還元されるポイント数 |
---|---|
0.5%のカード | 50ポイント |
1%のカード | 100ポイント |
数字だけ見ると小さい差に感じる人もいるかもしれませんが、2倍の差で積もり積もったポイントは結果的に大きな差となり、家計の節約にも大きく役立ちます。
中には、通常のポイント還元率は0.5%で低めであっても、特定の店舗で利用すると大幅にポイント還元率がアップするカードもあります。
そのため通常ポイント還元率と併せて、よく行く店舗のポイント還元率にも注目して検討すると、自分のライフスタイルに合うカードをより絞り込めるようになるでしょう。
特典と付帯サービスの絞り込で一気に楽になるカード選び
クレジットカードは支払いの手段の1つですが、特典や付帯サービスを強みとするクレジットカードはたくさんあります。
以下は、一般的にクレジットカードに付帯するサービス内容です。
自分にとって、必要なサービスかどうかを考える際の参考にしてみてください。
保険 | 海外・国内旅行傷害保険 航空便遅延保険 ショッピング保険(動産総合保険) 紛失・盗難保険自動車保険 など |
---|---|
電子マネー・決済機能 | iD QUICpay 楽天Edy Suica Pasmo AppplePayなど |
キャッシングやリボ払い | キャッシング付帯の有無 自動リボ払い |
車 | ETCカード ロードサービス |
その他 | ホテルや宿泊の優待サービス 空港ラウンジの利用 海外で医療サポート コンシェルジュサービス コンサートなどのチケットの優先申込 家族カードなど |
参照元:SMBC-クレジットカードの付帯保険とは|仕組みや補償内容を解説、MUFG-プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
ただしクレジットカードに付帯する保険には、利用付帯と自動付帯のものがあるため、比較検討の際に注目するべきポイントの1つです。
インターネット時代のカード選びにセキュリティ機能は必須
クレジットカードはとても便利な支払い方法ですが、不正利用の被害に遭わないためにセキュリティ機能が高いカードであるかはとても重要なポイントです。
具体的なセキュリティ対策は、以下の項目が挙げられます。
ナンバーレスカード | カード情報の記載がないためスキミングなどの予防ができる |
---|---|
不正検知システム | 24時間365日体制でカードの不正利用をモニタリングする仕組み |
カード利用の通知機能 | リアルタイムに近いスピードで通知される方がセキュリティが高い |
タッチ決済 | 決済端末にタッチするだけで決済ができる機能 |
本人認証サービス | ネットショッピングの際に不正利用の防止をする機能 ワンタイムパスワードや3Dセキュアといわれる |
参照元:SAISONCARD-ナンバーレスクレジットカードとは|メリットやデメリット|使い方まで徹底解説|、日本クレジットカード協会-タッチ決済について、JCBカード-不正検知システム、DGFT-3Dセキュア(本人認証サービス)とは
以上の内容を、クレジットカードの違いを比較するポイントとして踏まえて、ライフスタイルや目的に合ったカード選びの参考にしてみてください。
次の項では、クレジットカードを利用するシーンに注目してカードを選ぶ方法を解説していきます。
具体的な利用シーンからクレジットカードを選ぶ方法7選
通勤時にいつも利用するコンビニや契約している携帯キャリア、よく行く地域や国など自分のライフスタイルを明らかにすると、クレジットカードの利用シーンが浮き彫りになります。
主婦や一人暮らしの新社会人など、属性別に利用頻度の高いシーンや傾向はあるにしても、実際によく利用する店舗や好みは人それぞれです。
ここでは、利用するシーン別にクレジットカードを選ぶ方法を7つ紹介していきます。
近所の店舗で使うならポイント還元率の良いカードがおすすめ
スーパーやコンビニなど普段の買い物でクレジットカードを優先的に利用したい人が注目する点は、ポイント還元率です。
カードによっては通常ポイントの還元率は低くても、特定の店舗で利用すると大幅にポイント還元率がアップするものもあります。
以下は、スーパーやコンビニが発行する代表的なクレジットカードのポイント還元率と特典について比較した表です。
引用元:セブンカード、ファミマTカード、ローソン銀行、イオンカード
カード名 年会費 通常のポイント還元率 自社グループ・対象店舗でポイント還元率 そのほか特典 セブンイレブン|セブンカード・プラス 無料 0.5%200円(税込)で1ポイント セブン&アイグループの店舗では1%200円(税込)で2ポイント ・8のつく日はほとんど全品5%オフ
・対象商品の購入でボーナスポイントがもらえるFamilyMart|ファミマTカード 無料 0.5%200円(税込)で1ポイント ファミリーマートでは2%200円(税込)付き最大4ポイント ・対象商品の購入でボーナスポイントがもらえるキャンペーンが定期開催 ローソン|ローソンPontaカード 無料 0.5%200円(税込)で1ポイント ローソンでは4%100円(税込)につき4ポイント ・毎月10日・20日はポイントアップ
・利用時間帯によりポイント付与率が変動ミニストップ|AEONカード 無料 0.5%200円(税込)で1ポイント イオングループの対象店舗では1%200円つき2WAONポイント ・毎月20日・30日はイオングループの対象店舗で5%オフ
いずれのカードも年会費は無料で、通常のポイント還元率は0.5%です。
しかし対象となる店舗で利用すると、ポイント還元率が大幅にアップしたり、特典がもらえたりなどのサービスがそれぞれのカードに付いています。
いつも利用する店舗に対応したカードを持っておくと、そのカード特有の利点を活かせるため、普段のお買い物がよりお得になります。
さらに貯めたポイントがよく行く店舗で簡単に使えたり、交換できる商品が自分の好みに合ったりするカードを見つけられると、毎日の買い物がより楽しくなるでしょう。
買い物はオンライン派という方は利用サイトに特化したカードが最適
ネットショッピングとクレジットカードはスムーズな購入ができたり、ポイントアップサイトの経由で効率的にポイントを貯められたりなど、相性は抜群です。
いつも利用する決まったネットショップがある人は、該当するサイトの利用で、特典が付与されるようになり、ポイント還元率が大きくアップするクレジットカードを選ぶと良いでしょう。
例えば、楽天市場アプリで商品を購入した場合、現金と楽天カードでは獲得できるポイントに以下のような大きな差が生まれます。
決済方法 | 現金 | 楽天カード |
---|---|---|
現金ポイント還元率 | 1.5% | 3.5% |
一方、さまざまなネットショップを利用する人には、守備範囲が広くどのサイトでも使えるようなカードが適しています。
例えば、39歳までの安定した収入がある人の場合、ネットショッピングでも普段の買い物でもポイントが貯まりやすくて使いやすいのがJCBカードWです。
引用元:JCBカード
カード名 JCBカードW 年会費 永年無料 入会条件 高校生を除く18歳〜39歳まで限定 ポイント還元率 1%(1000円ごとに2OkiDokiポイント)
1OkiDoki=5円
通常のJCBカードの2倍ポイントが貯まる注目ポイント ・国内、海外どこで使っても常にポイント2倍
・セブンイレブンやAmazonなどでポイント還元率が大幅アップセキュリティ ・24時間365日休まず不正検知システム稼働
・ネットショッピング時に本人認証を導入
・カードの紛失や盗難も過去にさかのぼりサポート
・利用通知と使いすぎ防止アラート搭載
JCBカードWは、入会条件に合う人にはポイントが貯めやすく使いやすい、とても汎用性が高いカードです。
39歳までに加入を済ませると、40歳以降も年会費は無料で利用できます。
紙の利用明細がなくWEB上の会員専用サービスMyJチェックからの確認のみになりますが、PDFやCSVでダウンロードができるため、大きな短所ではないでしょう。
このほか破損や盗難の補償をしてくれる保険や、高いセキュリティシステムが付くカードの場合、ネットショッピングを存分に楽しむうえでさらに安心感が増します。
携帯通信量の支払いにはキャリア発行のカードがお得で便利
通話料金やデータ通信量の使用が多い人は、携帯電話の料金支払いでポイント還元率が大幅アップする各キャリア発行のクレジットカードがおすすめです。
以下は、携帯キャリアが発行するクレジットカードの特徴を比較したものです。
キャリア | カード名 | 年会費 | ポイント還元率 | 注目ポイント |
---|---|---|---|---|
ドコモ | dカード | 無料 | ・1%100円で1ポイント ・dポイント加盟店なら2% | Pontaポイントと合算できるから、ポイント管理が楽 |
dカードGOLD | 11,000円(税込) | ・1%100円で1ポイント ・dポイント加盟店なら2% ・ドコモケータイ|ドコモ光の利用1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元 | ・ケータイ補償3年間で最大10万円 ・国内|ハワイの主要空港ラウンジ利用無料 |
|
au | auPAYカード | 条件付きで無料 | ・1%100円で1ポイント ・au系のサービスや店舗なら還元率がアップ | ・国内外の旅行や買い物などに充実の補償付き |
auPAYカードゴール | 11,000円(税込) | ・1%100円で1ポイント ・au携帯電話料金支払いで最大11%ポイント還元 | ・一流ホテルや旅館優待サービス ・国内外の旅行や買い物などに充実の補償付き ・国内|ハワイの主要空港ラウンジ利用無料 ・レンタカーの優待サービス |
|
ソフトバンク | なし | |||
楽天 | 楽天カード | 無料 | ・1%100円で1ポイント | ・セキュリティ対策や保険が付帯で安心 |
楽天ゴールドカード | 2,200円(税込) | ・1%100円で1ポイント ・海外の国際ブランド加盟店で利用してもポイントが付く | ・国内空港ラウンジが年2回まで無料 ・ETCカードの年会費が無料 ・トラベルデスクを無料で利用可能 |
|
楽天プレミアムカード | 11,000円(税込) | ・1%100円で1ポイント ・楽天市場でさらに楽天プレミアムカード特典分3倍 | ・海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・動産総合保険 (購入した商品の破損や盗難を補償) |
クレジットカードを発行している携帯キャリアは、ソフトバンクを除いたドコモ・au・楽天の3つです。
携帯代金の支払いに利用するだけで大きくポイントが還元され、普段の買い物や、携帯電話の紛失や修理などに役立つ補償サービスにも利用できます。
中でもdカードはランクが低いカードですが、通常の買い物でもポイント還元率が1%と高いにもかかわらず、学生や主婦でも作りやすいのが大きな特長の1つです。
カード名 | 年会費 | 入会条件 |
---|---|---|
dカード | 永年無料 | ・満18歳以上であること|高校生を除く ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定すること ・その他ドコモが定める条件を満たすこと |
dカードGOLD | 11,000円(税込) | ・満20歳以上の安定した収入がある人|学生を除く ・個人名義であること ・本人名義の口座を支払い口座として設定すること ・その他ドコモが定める条件を満たすこと |
参照元:dカード
dカード特約店や加盟店で利用すると、ポイントが2%以上貯まったり、割引が受けられたりする特典が付いています。
さらにdCARDポイントモールを経由すると、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネットショップで獲得できるポイントが1.5〜10.5倍と大変お得に利用できます。
海外利用にはVISAかMasterCardに加えてユニオンペイ
旅行や出張で海外に行くことが多い人は、マイルが貯めやすいカードであるのも重要な点ですが、海外で使いやすい国際ブランドかについても注目しましょう。
海外で、現地通貨と合わせて利用しやすく加盟店の多いクレジットカードは、VISAとMasterCardです。
どちらもプロパーカードはなく提携カードのみですが、全世界でダントツに多い発行枚数を誇ります。
VISAとMasterCardは、決済手数料が2〜3%と5大国際ブランドの中でも低いのが加盟店がずば抜けて多い理由の1つで、ショッピングや食事などあらゆるシーンで使いやすいのが特徴です。
VISAとMasterCardが海外で使いやすい理由について、以下の表にまとめてみました。
引用元:VISA、世界で最も多くの場所で使えるMasterCard
国際ブランド 海外で使いやすい理由 VISA ・加盟店数は世界中に8,000万店舗
・ショッピング利用の加盟店が多い
・現地通貨が必要なときはVisaもしくはPlusマークの付いたATMで現金の引き出しが可能
・海外でカード紛失や盗難に遭っても24時間年中無休でグローバルサポートしてくれる
・アメリカ方面に強い傾向MasterCard ・全世界における加盟店舗数は8,000万店舗
・カードのランクによって空港ラウンジやホテル優待など豊富な特典がある
・国際基準のセキュリティ技術でタッチ決済が可能
・海外でキャッシングが使いやすい
・ヨーロッパ方面に強い傾向
国際ブランドごとに使いやすい国や地域があるため、VISAとMasterCardの両方を持っておくと、万が一のトラブルを回避しやすくなります。
さらに以下の点についても、自分の希望と照らし合わせて確認するのをおすすめします。
- マイルのためやすさ
- 自動付帯の海外旅行保険が付くか
- 無料で空港ラウンジを利用できるか
このほか、最近ではユニオンペイの世界シェア率が大きく上昇していて、アジア諸国に加えてアメリカやヨーロッパでもネットワークが拡大しつつあります。
特に中国系資本が進出している地域では、特典や割引サービスのイベントが随時開催されているため、お得な利用が可能です。
中国への訪問時だけでなく日本を含めたアジア諸国を訪問する際にも、ユニオンペイのクレジットカードを1枚持っている利点は、非常に大きいでしょう。
毎日の通勤通学がお得になるのは交通系クレジットカード
通勤や通学、日常的な買い物や用事のために電車やバスをよく利用する人の場合、交通系のクレジットカードがおすすめです。
利用頻度の高い路線が発行するカードであれば、お得にポイントを貯めて交通費やお買い物に使いやすく、一石二鳥以上の価値があります。
交通系クレジットカードを利用する利点として、以下の3つが挙げられます。
- 交通費のチャージをするだけでポイントがどんどん貯まる
- 交通系クレジットカードならではの便利な機能で乗り降りが楽
- 複数のカードを1枚に集約できる
1つずつ解説します。
交通費のチャージをするだけでポイントがどんどん貯まる
交通系クレジットカードで交通費をチャージすると、一般的なクレジットカードでチャージするよりもポイント還元率が高くなります。
そのため、交通系のクレジットカードでチャージするだけでポイントがしっかり貯まり、日常の移動にかかるお金の節約にも直結します。
交通系クレジットカードならではの便利な機能で乗り降りが楽
交通系ICカードの利用でも電車やバスをスムーズに乗り降りできますが、オートチャージや定期券の機能があるクレジットカードであれば、券売機で切符を買ったりチャージしたりする手間が省けます。
通勤や通学の待ち時間に、バス停の近くや駅構内にある自動販売機やコンビニで素早く買い物ができるうえに、改札で残高不足による足止めも避けられます。
複数のカードを1枚に集約できる
交通系クレジットカードはクレジット機能と、SuicaやPASMOといった交通系ICカード機能が一体になっているカードを指します。
お金とクレジットカードを1つに集約してすっきりと管理できるのは、大きな利点です。
ただこの1枚を紛失した場合、大きなトラブルを招く可能性があるため、取り扱いには十分気をつけましょう。
例えば、東日本にお住まいで通勤のためにJRを毎日使う人の場合、「ビュー・スイカ」カードが便利でお得です。
引用元:VIEWカード
クレジットカード名 「ビュー・スイカ」カード 年会費 本人、家族会員ともに524円(税込) 入会条件 日本国内に住む電話連絡が取れる満18歳以上の人|高校生を除く ポイント還元率 0.5%1,000円(税込)につき5JREPOINT ポイント特典 ・切符やグリーン券を買うと最大5%貯まる
・オートチャージ|モバイルSuicaへのチャージで1.5%貯まる
・JR沿線のJREPOINT加盟店でカード提示すると利用額100(税抜)につきJREPOINT1ポイントが貯まる
・JR東日本運営の通信サイトJREMALL内の決済で最大3.5%ポイント還元
・1年間の利用額に応じてビューサンクスボーナスがもらえる付帯機能 ・Suica定期券の機能が搭載
・Suicaオートチャージが使える
・国内|海外旅行傷害保険・不正利用などへの補償など
年会費524円(税込)がかかりますが、WEB明細ポイントサービスに毎月ログインして利用すると50ポイントが12ヶ月で600ポイント貯まり、実質年会費無料になります。
車移動が多いなら給油割引やロードサービス付きカードで節約上手に
通勤や子供の送り迎えなど、毎日の生活の中で車を使った移動が多いと、どうにかしてガソリン代を節約したいと考える人も少なくないでしょう。
ガソリンスタンドでお得に使えるクレジットカードは、ガソリン代を節約するのにとても効果的ですが、他にも利点はいくつかあります。
- 給油のたびに支払い額から割引される
- 支払いが楽なうえガソリン代の管理も簡単
- ロードサービス付帯で安心して運転できる
それぞれ解説します。
給油のたびに支払額から割引される
ガソリンの給油代について、ポイント還元率がアップしたりキャッシュバックを受けられたりするクレジットカードをガソリンカードと呼びます。
一律割引きのガソリンカードの場合、給油代の支払いで利用すると、一律で数円の割引が適用されてお得になります。
支払いが楽なうえガソリン代の管理も簡単
支払額に応じた紙幣を出したりお釣りを受け取ったりする手間がなく、スピーディーな支払いができるのは、クレジットカード決済の利点の1つです。
それに加えて、スマートフォンからWEBの利用明細にアクセスするだけで月々の支払い額を簡単に把握できる点は、毎月のガソリン代が大きな必要経費になっている人にとって大きな利点でしょう。
ロードサービス付帯で安心して運転できる
ロードサービスとは、車やバイクでトラブルが発生した際にサポートしてくれるサービスを指します。
年会費とロードサービス年会費の両方が必要なカードもあれば、どちらかが無料のカードもあります。
引用元:ENEOSカードS、SMBC-三井住友カード、AEONCARD暮らしのマネーサイト-イオンカードセレクト、idemitsu-apollostationcard
クレジットカード名 カード年会費 ロードサービス年会費 ポイント還元率 二輪対応 ETCカード ENEOSカードS 1,375円(税込) 無料 0.6%から なし あり 三井住友カード 1,375円(税込) 2,310円(税込) 0.5%から あり あり イオンカードセレクト 無料 2,800円(税込) 0.5%から なし あり apollostationcard 無料 825円(税込) 0.5%から なし あり
サポートの対象範囲や対応スピードは、クレジットカードごとに異なる部分であるため、年会費だけでなく補償内容もしっかり比較検討するのをおすすめします。
ソーシャルゲームなどの課金専用にはセゾンゲーミングカード
スマートフォンゲームの課金用にクレジットカードを選ぶ第1のポイントは、ゲームに特化してポイントが還元されるかという点です。
SAISONCARDから発行されているセゾンゲーミングカードDigitalの場合、ゲーム課金で最大6%のゲーミングコインと呼ばれるポイントが還元されます。
引用元:SAISON GAMING CARD Digital
発行会社 株式会社クレディセゾン 国際ブランド VISA 年会費 永年無料 安心のサービス カード不正利用補償 ポイント名 ゲーミングコイン ポイント還元率 通常1%100円(税込)につき1ゲーミングコイン ポイント特典 ・通常のゲーミングコインで1%還元
・リボ払いの利用で+2%還元
・GooglePlayギフトコード購入で+3%還元
・最大で6%還元追加できる機能 ETCカード 対応する電子マネー・タッチ決済 タッチ決済、ApplePay、GooglePay、QUICPay、iD、Suica、PASMO
セゾンゲーミングカードアプリを使って、ゲーミングコインの交換やリボ変更、ApplePayなどの設定が可能です。
さらにナンバーレスのデザインカードになっていて、カード情報が一切記載されていないため、スキミング被害に遭う心配がなくセキュリティ面でも安心して使えます。
一方で、ゲーム課金との相性がとても良いクレジットカードには、使いすぎる可能性があるという欠点もあります。
キャリア決済のように、年齢やキャリアの利用期間などに応じて決済限度額が決められていないクレジットカードでは、利用明細をこまめに確認するなど自分に合った対策が必要です。
中には使いすぎ防止サービス機能を設けているクレジットカードも多くあるため、この点に注目してクレジットカードを選ぶのも、1つの方法としておすすめします。
定期的に見直してライフスタイルに合うカードでお得に暮らす
ライフスタイルは刻々と変化していくため、今使っているカードが自分のライフスタイルに合っているかについての定期的な見直しは、クレジットカードをよりお得に使いこなすうえで重要な作業です。
特にステータスカードを利用する場合には、年会費を上回る利点があるかなどを今のライフスタイルと照らし合わせて検討することで、生活の質がより向上していくでしょう。
さらに、初めてクレジットカードを作る人の場合は、年会費無料のカードの中から選んで、6ヶ月など期間を決めて試しに使ってみるのもカード選びに有効な方法の1つです。
実際にクレジットカードのある生活を経験をしてみると、意外な利点や、想像よりも自分にとって必要がない機能がよくわかるようになります。